ブリムハウス 2018

閑静な住宅地にたつ若夫婦の戸建住宅です。野球帽の鍔(つば=ブリム)のような2つの庇が外観を特徴づけています。下屋の庇は張出し構造によってポーチ部分を広く確保します。大屋根の庇は夏季の南側の直射日光を制御し、また冬季は建物内部に自然採光を導くという環境装置として機能します。内部は水周りと動線をコンパクトに抑えることによって、居住空間ができるだけ広く確保されるように計画しました。シンプルで機能的な住宅です。