一二三ハウス 2017

二面接道の変形敷地にたつ住宅です。敷地形状にあわせ、建物を120度折りまげることで、南側にまとまった庭を確保しました。屋根はそれぞれの外壁面より必要勾配を確保したため、様々な3角形が複雑に絡み合う形状となっています。内部は「居場所をつくる」をモットーに、<本をたのしむ階段室>、<奏をたのしむ音楽室>、<時をたのしむ和室>の3つのスペースが5角形のLDKを取り囲むように配置しました。蛭谷(びるだん)和紙貼り、杉源平板張の天井、1枚1枚丁寧に焼き上げたタイルなど、厳選さられた素材を用いています。