中滑川プロジェクト 2018

再開発の企画設計です。「公共空間」の再編成をテーマに弊社が独自に作成しました。公共空間の乏しい市街地ゾーンに、「街の公園」を整備し、その周囲に昨今注目を集めるPARK-PFIの手法を中心に、PPP / PFI / TMOの融合による官民連携の計画の可能性を模索します。中央の公園を取り囲むように200人規模の多目的ホール、および複数の小規模店舗を分棟配置しています。それぞれの建物は、「多様な場所」をつくるように、角度をふって配置しています。周辺に張り出した軒先空間が中間領域をつくり、外部でのアクティビティを誘発します。電車の往来を眺めながら遊具で遊ぶ子供たち、あるいは、子供を公園で遊ばせながらカルチャー教室に通う夫婦など、あらゆる世代の市民にとって新しい町の中心をつくることを意図しています。